論文式試験終了後、監査法人等への就職活動をするのが一般的でしたが、私は、手ごたえがなかったことと、退職金はとうになくなり、貯金もどんどん減っていく状況だったので、試験終了後の2006年9月から2007年の2月まで、約半年間、宅配便の仕分け業務などのアルバイトをしました。汗びっしょりになっての作業は、結構きついものがありました。そのため、この間は、ほとんど勉強ができませんでした。

そして、2007年3月から最後の挑戦のつもりで、勉強を再開しました。

短答式免除および「会計学」という旧二次試験の3科目分の科目が免除になったことで負担は随分軽くなっていました。

そこで今回は、アルバイト代を捻出し、従来の専門学校に加え、別の専門学校の上級講座にも申し込むことにしました。両方ともWEB通信講座でした。

前回を踏まえて今回は、7月に行われる公開模試以外は、答練を受けるのをやめることにしました。(採点してもらうのをやめました)

採点結果に一喜一憂(ほとんどが憂でしたが)しても仕方がないと思い、マイペースで勉強を進めていくことにしました。

「キャプテン」という野球漫画で、主人公が、「おれたちみたいに素質も才能もない者は、こうするしかないんだ」と言って、必死に練習しますが、私も同じ思いでした。素質も才能もなければ努力するしかないと。

そして、7月になり、専門学校の公開模試を受験しました。久しぶりの試験会場での受験で少々緊張しましたが、その時点で持てる、自分の力は、すべて出し切れたと思いました。

結果は、論文式試験受験生約2,000人の中で全国で7位の成績を取ることができました

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