2004年の不動産鑑定士第二次試験終了後、合格の確信はありませんでしたが、とりあえず、専門学校(社労士、鑑定士と同じところ)で、公認会計士講座の入門、基礎期の部分のみを通信講座で申し込みました。合格発表までの間に、少しでも会計士の勉強を進めるつもりでした。

ところが、不合格だった場合、もう一年、鑑定士の勉強をするつもりだったので、不動産鑑定評価基準の暗記の精度が落ちないようにしたり、民法の復習をしたりで、会計士の勉強はほとんど進みませんでした。

そして、合格発表を迎え、これで、会計士の勉強に専念できるハズでしたが、ここで、また、迷いが生じました。それは、会計士の勉強をするか、就職活動をするか、どちらにするかの迷いでした。

世間では、35歳転職限界説がささやかれており、私は、すでに、この時点で限界を過ぎていました。

もちろん、退職する前から、このようなことは分かっていましたが、私にとって、退職後の受験勉強は孤独でつらいものでした。

鑑定士試験の勉強中の3か月間は、家族以外と話さない日もめずらしくありませんでした。

会計士試験も通信講座でやっていくつもりだったため、このような状況に1年以上も耐えられるか不安がありました。

最終的には、自分にとって後悔しないのは、会計士の勉強だと、腹をすえ、2005年の年明けから本格的に勉強を開始しました。

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