1月から、毎週土曜日、朝から専門学校に行き、講義を受けるようになりました。

講義が非常に分かりやすかったので、平日の仕事の疲れが残っていましたが、眠くはなりませんでした。

その専門学校では、講義を始める前に、前の週に講義した内容の理解度を試すために、ミニテストというものを行い、翌週に、成績順位表を渡してくれるのですが、毎回、上位に名前を載せることができたため、このままいけば合格できるのではと思っていました。

ところが、試験の願書を出してから何日か経った頃、上司からフィリピンへ長期間出張するための準備をするよう命じられました。もちろん、その当時、自分がフィリピンのプロジェクトに関わっていたため、いずれ出張することになることは分かっていましたが、こんなにも早まるとは思ってもみませんでした。

そこで、私は、勉強するのを止め、出張に備えることにしました。

もともと自己啓発で始めたものであり、仕事優先ではあったのですが、少なからずショックでした。

ところが、しばらくして、フィリピンの建設現場側の受け入れ態勢が整っていないために、出張を延期するよう現地から要請があり、出張が大幅に延期されることになりました。

その結果、私は、受験することが可能となり、慌てて勉強を再開したものの、時すでに遅しで、試験結果は無惨なものでした。

当時は、試験は7月の平日で、今のような選択式ではなく、記述式とよばれる、自分で単語を書かないといけない形式だったのですが、有給休暇を取得してまで挑戦したにもかかわらず、記述式で5問中1問も埋められない科目が何科目かあり、試験終了後、不合格を確信しました。

こうして私の社会保険労務士試験の初受験は終わりました。

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