さっそく書店で、テキストと問題集を何冊か買い込み、主に、平日の通勤時間と土日を使って、勉強を始めたものの、大学受験以来、久しく、きちんと勉強をしていなかったこと、および法律の「ホ」の字も分からないにもかかわらず、無謀にも独学であったため、自分の理解力のなさ、根気のなさに嫌気がさす日々が続きました。

書籍には「宅建試験は比較的簡単」と書いてありましたが、私のような初心者には決して簡単ではありませんでした。

何度も挫折しそうになりましたが、その当時は、バブル崩壊後の厳しい経済環境であり、リストラはもちろん、大企業といえども倒産してもおかしくない状況でしたので、危機感から、なんとか挫折せず、合格ラインギリギリで合格できました。

最初は、法律(契約)の勉強が目的でしたが、いつしか、勉強の目的が、リストラや倒産にあった場合の備えとしての位置付けに変わってきました。

というのも、私の行っていた業務は、総務や経理といったどこの会社にでもあるようなものではないので、何かあった場合、転職も容易ではないと思えたからです。

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